包装機を覆うように架台(ステージ)を設置し、
その架台上に計量機を設置するレイアウトです。
計量機から一定量に計り出された包装品が、
直下の包装機に供給される仕組みです。
計量機から包装機の間にコンベヤーなどがないので、
もっともシンプルな供給レイアウトです。
設置面積は少なくて済みますが、天井高さが相当必要になります。
包装機の後方または横に計量機を置き、
その間を供給コンベヤーでつないで、
計量機で一定量に計り出された包装品を
包装機へ搬送する供給レイアウトです。
一般的にバケットの並んだタイプを用いますが、
「桟」(仕切り)の付いたベルトコンベヤーが
用いられる場合もあります。
コンベヤーの供給面に計量機などを連動させずに
「手投入」で包装品を供給することもできます。
天井の低い作業室にも設置できる利点がありますが、設置スペースが長大になるのと、
数十個のバケットを備えた供給コンベヤーの洗浄と保守に手間がかかります。
そのため簡易な洗浄用として、当社コンベヤー内には洗浄用噴水装置と洗浄後の
水分や残存物を除去するためのエアー吹き出し装置を設置することができ、
この装置を使用すれば、バケットを取り外さずに、コンベヤーを回しながら洗浄することができます。
包装機の本体上に直接、簡単な連接架を用いて計量機などを載せる供給形態です。
当然、直接載せる事が出来るのは、比較的小型の計量機(フィーダー式計量機や、横一列式の組合せ計量機)に
限られる場合が多いですが、大がかりな架台(ステージ)を設置する必要がないので、
コンパクトなレイアウトにすることが出来ます。
直線的な板状のトラフに振動を与え、その上を包装品が少しずつ進み、
先端で落下したところに計量ホッパーを備えた計量機です。
所望重量に達したところで、トラフの振動が止まり、
包装品の供給も止められます。
トラフを多連化(3本.4本など)する事により、能力を上げることができます。
粉末の包装品を供給するための供給方法です。
縦型包装機では、包装品を自然落下させて供給するため、
粉末包装品をそのまま自然落下させると舞い上がってしまって、
安定して供給できません。
そのため、オーガーフィラーのスクリューを
包装機のフォーマーパイプの中に通し、
スクリューの回転を用いて、粉末包装品が舞い上がらずに、
安定して送り込む供給方法です。
包装品の重量を計るのではなく、容積を計り供給する方法です。
回転台の上の円周上に備えられた数個の「マス」に次々と包装品を満杯にし、
順番に底のシャッターを開けて中の包装品を供給します。
主に顆粒包装品向けの供給方法であり、
大きく複雑な形状の包装品には使えません。
自動計量機に比べると、小さな構造で安価ですが、
厳密には重量を計っていないため、 正確な量目表示を要しない商品に使えます。
さまざまな包装品に合わせてカスタマイズした
新しい供給方法についてもご相談・ご提案いたします。
特殊な供給方法やレイアウトについてもご相談ください。